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2011/05/23

いきものつながり

 今回は野鳥ではなくて本の紹介です。


それがこちらの本


練馬まちづくりセンターという所が制作されました。

内容は、街の中に残った様々なみどり。

そのみどりの中には様々な生き物たちが暮らしています。

そんな生き物たちとどう関わり、どうやって共存していくか。

そんな提案やアイデアが101個紹介されています。

例を挙げると、「鳥の好きな木を植えよう」、「カラスとの付き合い方」

「ヘビを怖がらないで」、「注意したい生き物」などなど。

森は減り、川はコンクリートで固められ、道路は舗装されていく現代。

そんな環境でも個人レベルでも実践出来る内容となっています。

ざっと読んでみましたが、学校・職場でもいいですが私はやはり親子で読んで欲しい本

だなと思いました。

自然との関わりが薄れゆく現在、身の回りにいる生き物や植物全ての生きとし生けるもの

と関わりを持つこと、そしてそれを親と子が一緒になって考えてゆくこと、すごく大切だと

思います。

地球上の生き物は全て繋がっています。

何か一つが欠けてもいずれそれは全てに影響を及ぼします。

この地球の一員として出来ることは何か、仕事をすること、勉強をする事だけが全てじゃ

ありません。

それよりもっと簡単な、日常ちょっと工夫するだけで実践出来るアイデア満載の内容です。

練馬が舞台となっていますが、どこの街でも同じ事が言えると思います。

是非読んでみてください。税込み1050円です。

ちなみに、今井書店さんでは在庫見たらありませんでした。

欲しい方は注文されるか楽天ブックスが送料も無料なのでオススメ。


最後にあとがきから

「いきものまちづくり」

私たちの身の回りでは、人や車や家があふれ、みどりが減少し、

土はコンクリートで隠され、生きものたちが暮らす場所が少なくなっています。

そのため、鳥のおしゃべりや虫の声は遠くなり、子どもたちが”小さないのち”の

気配を感じることもできなくなっています。


この本には、そんな街中でも”小さないのち”が息づくアイデアを101個紹介しました。

この中のアイデアを使っていただくことで、庭やベランダ、街路、公園、学校などの

空間が、生きものたちと共有され、生きものや人のココロがつながっていくことを祈って

います。




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